僕だけがいない街(実写)感想
見てきましたよ!僕だけがいない街!
僕自身はアニメから入り、漫画もとりあえず最終話手前まで見たのですが、
めっちゃ突っ込みたいことがあります!
まぁ、原作が良かったので、素晴らしかったので、映画もまたまぁ面白かったですよ、面白かったです。友人2人といったのですが、友人の一人はアニメも見よう、映画も見たい!なんていってたほどですから。
友人の変貌っぷりは面白かったですねw
友『どうせアニメの映画かなんて。。』
僕(僕街大好き)『そんなこと言わずにさ!みよみよ!』
友『うーんほかに見たい映画ないし、その後の飲みの繋ぎだしいいか』
〜〜〜鑑賞後〜〜
僕『どうよ』
友『2,3言いたいことはあるが、有村架純かわいい!アニメも見る見る!』
しかしですね(以下ネタバレフクミマスオ)
この映画、矛盾があるんじゃないかって思うんです(違ってたらゴメンなさい)
序盤の展開は、カメラワーク、原作との齟齬、原作の名台詞『正義の味方に、、なりたい人』の所でケンヤは笑ってクールに対応するとともに、急に大人になったような悟に抱いていた不安が一気に晴れる重要なシーンなんです。
映画では、かなりちがう。ケンヤは一応映画でも聡明キャラらしいんですが、どうみたってバカっぽい(関西でいうならアホっぽい)
んですよ!この重要なシーンでも、『俺もなりたい!!』なんていいながらポーズ決めちゃいますし。。
これはこれでいいんですが、少し、、ね?
そんでお次、原作では主人公悟が先生に川底にしずめられた後、なんとか一命は取り留めるものの、15年間昏睡状態に陥ってしまうこのシーンから。このシーンで初めて犯人が判明するんですね。
しかし、映画では、川底から落とされたとたん、時間が進み突然リバイバル(主人公の持つ、偶発的に時間が進んだり戻ったりする能力)する前の20代の状態に戻ります。
つまり、川に落とされてからもピンピンしていたことになる。
でここからムズムズポイントのラッシュですよ!奥さん!(閉店前のスーパーかよ!)
小五で犯人わかってんのに、そこから原作みたいに昏睡状態になったわけどもないのに、どうして、どうして警察に通報しない!!!おかしいでしょ!
そうなんです、この藤原竜也演じる主人公悟、25歳になるまで犯人の先生をほったらかしにしているのです!
そもそも、リバイバルは時間を行き来する能力ですが、その間当たり前ですが、リバイバルした後の歴史は少なからず変化します。当たり前です。
捕まってないんですね、先生。
おかしいですね、先生。もうここで、身を入れて映画を鑑賞することができませんでした。。
このツッコミが頭の中をぐるぐるぐるぐるしていて、収集がつきませんでしたよ。
原作見てない友人でさえもこの矛盾にモヤモヤしていたようです。
ムズムズポイントはまだありまして、主人公が、殺人から救った加代ちゃん。
加代ちゃん役の女の子はなかなかいい演技していましたよ。かわいいかわいい、、、
原作さながらでしたね。
とまぁ現実逃避したくなるようなムズムズポイントですよ。
それは、加代ちゃんに子供できとる!が親が誰かわからん!!
という、ムズムズです。
原作どうりなら、主人公の友達広美君と結婚するのですが、広美君は劇中では主人公の友達ではないような設定。
もしかしたら、原作読んでる方なら願ったり叶ったりの悟X加代エンドなんですが、そうであった場合にしろ、子供作る前に先生を逮捕しろよ!
というツッコミが頭を離れませんでした。。
で、さらにムズムズするのが主人公、首掻っ切られてまさかのデッドエンドなんですよね。
もうこのデッドエンドにも突っ込む気力はありませんでした。。疲れました。
てなわけなんですが、後半はぶっ飛んでましたが、それまでは予算、時間、尺がかなり限られている中、よく原作にあれだけ近づいて面白い映画を作ることができたなぁーと。
最後の矛盾点を気にしなければかなり楽しめる映画でした!!()
僕街実写をみた皆さんも、そうでない皆さんも、コメント宜しくお願いします!